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塗装トラブルの傾向と対策

洗車キズ         その他のトラブル
危険レベル

車を洗えば必ず付く洗車キズ。いろいろなケミカルでごまかすのは簡単ですが、それではキズは増えるばかりです。細かいキズが多くなってくると塗装の艶も引けてきて、やがてはワックスを塗った時だけ艶有りで、本当は艶無しの車になってしまいます。かといってキズ取りを掛けると塗装の一番良いところ(表層部分)を無くしてしまい、その後の塗装自体の防御力を低下させ、維持がますます大変になります。洗車や拭き取りで付くキズは全てのカーオーナーの悩みではないでしょうか。

原因

洗車キズつまり細かーい無数のこすれキズの原因はチリやホコリなどの異物です。洗車時やワックスがけ時に、これらの異物を(そうするつもりではないのですが…)結果的に塗装面に擦りつけてキズを入れてしまうわけです。塗装あるいはコーティング表面が硬ければ硬いほどキズは付きにくいですが、チリ・ホコリにはダイヤモンドの次ぐらいに硬いルビー・サファイヤ級のものも普通に存在するため、こすれた面は(幾ら硬くても)必ずキズだらけになってしまうのです。

二次的弊害

洗車キズはほとんどの人がそうであるように、二次的弊害を心配する以前にそれ(キズ)自体がかなり不愉快なものです。しかし、この場は二次的弊害についても少し考えて見ましょう。
仮に塗装が最初はまっ平らだったとしましょう。そこに無数の細かい洗車キズが入った場合、物理的には表面積が増したことになります。つまり最初は直線だったのにギザギザ(山と谷ができた)になったのと同じです。表面積が増すとそれだけ広い面積が外に向かってさらされていることになりますから、酸性雨とか煤煙その他の毒なもの(例えば酸化の原因)の攻撃を広い面積で受けなければなりません。
観念的な言い方になりますが、1の攻撃を受けた時のダメージが1ではなく、2になってしまうわけです。大根を煮る時に包丁で線を入れておくと、ダシが良く染み込むのと同じ?原理です。鉄粉のところで出てきた『鉄粉が食い込むと表面ばかりでなく内部からも酸化が進む』…パターンとも同じで、塗装の酸化を促進させてしまうということが二次的弊害です。このことはその先で色あせ・艶引けという(キズから見て)三次的弊害とも密接につながっています。
細かいキズが多いと汚れも付きやすく落ちにくくなりますが、上記のことからみれば些細なことかもしれません。

付かないようにするための対策

原因のところで述べましたが、チリ・ホコリに防御不可能な硬さのものが存在しますので、根本的にはキズそのものをどこにも付けないように洗うことは不可能です。そこでコーティングという形で防御膜を張り、塗装をキズから守るという方法を提案いたします。この場合の防御膜は当然のことながら、チリ・ホコリでこすられた時に簡単に突き破られたのでは意味がありません。そこで注目されるのが太陽ポリマーの防御力です。
プロ用も含めて塗装に洗車キズが通らないようにできる(あるいはほとんど通らないようにできる)コーティング剤はプロ用のパワーGFを筆頭に太陽ポリマー及び一部樹脂硬化型のもの(難し過ぎますし、高価過ぎますし、ひび割れ等の弊害も心配です)がわずかに有るだけです。
結局現実的に考えた場合、塗装を洗車キズから守る有効な方法は太陽ポリマーを塗っておくか、パワーGFのお店で更に完璧な保護加工をするか、このどちらかを選ぶべきだと思います。

付いてしまった場合の対策

洗車キズを無くしたければ研磨除去、ごまかしたければキズ消し効果のあるワックスやコーティング剤でOKです。ただし、これらの方法は修理・修復・一時的ゴマカシですから、その後も洗車キズは出来るし、増え続けます。
少なくとも『極力キズが付かないようにする工夫、つまり予防』をしている事にはなりません。多くの人は洗車キズを嫌いながらも、『防ぐのは面倒だからまあ良いや…』と許容しているか、最初っからあきらめている?というのが現実です。

太陽ポリマーの場合(クリスタル5・GFストロンガー等他のGFシリーズも同じ)

太陽ポリマーをコーティングした場合、丈夫な保護被膜で覆われます。したがって、チリ・ホコリを巻き込んで(不可抗力)洗車した場合に、明らかに並みのワックスやコーティングでは得られない効果があります。
皆さんもご存知のように、市販のワックス・コーティングや(パワーGF以外の)プロコーティングはどんなにそーっと付けたキズでも必ず塗装そのものに入っています。どんなに力を調整してもコーティング部分にだけキズが付くようには出来ません。つまり無きに等しい保護膜なんです。
ところが太陽ポリマーは違います。洗車キズレベルだったら保護被膜がガッチリ受けきって、塗装にダメージが及ぶ事をほぼ完璧に防止できるわけです。余程の場合はわかりませんが、少なくとも『キズをなるべく付けたく無い』という気持ちの入った洗車である限り、そうそう突き破られるものではありません。
後は(本来塗装に付いていたはずの)洗車キズを受けきった太陽被膜(と言ってもモース硬度6の頑丈な被膜ですから薄っすら浅く・少数のキズが入っているだけ)を好みのペースでメンテナンスして元に戻してやれば良いだけです。
太陽ポリマーの被膜に入ったキズは後からもう1回太陽ポリマーを塗ると、キズ面と塗るものが同質のため完全に同化して元に戻ります。この場合の塗装自体は一度もキズ付かないまんまずーっと元通りのままですから、他品で良くいうところの『キズ消し効果』とは全く異質のものです。
痛む前(出来れば新車時)に太陽ポリマーで保護しておくことをお勧めします。


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