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塗装トラブルの傾向と対策

陥没した雨染み           その他のトラブル
危険レベル
  別名:クレーター・酸性雨による雨染み
酸性雨が原因となって出来る強烈なウォータースポットです。酸化する材質のカー用品(ほとんど全部)で水滴コロコロにしておくと、そのうち必ず出来ます。これは先ほどの洗車時に出来る白い輪ジミ(付着物)とは全然別物で、塗装が完全に破壊された状態ですから完璧には修復不能です。また、塗装をバリバリに削るしか方法が無いので、その修復作業自体が塗装の破壊に近いものがあります。

原因

太陽ポリマー物知り道場のおさらいみたいなものですが、陥没ウォータースポットの原因は酸性雨(とワックスやコーティング剤)です。簡単に原理を箇条書きにすると以下のようになります。

酸化に起因するウォータースポット(参考知識)
  1. 酸性雨が降る
  2. 晴れて水滴が残る
  3. 太陽熱で水滴中の水分のみが蒸発して水が減るため酸の濃度が徐々に濃くなる
  4. 水が完全に無くなってしまう直前(10秒前〜1秒前)の酸濃度は相当濃くなる
  5. おかげで表面が酸化し始める(溶け始める)
  6. もしずっとこの状態だったら塗装は大変な事になってしまうはずですが、幸いにも数秒で乾いてしまうため、薄っすらと溶けかけた跡(陥没)と酸化物のカスが付いただけで済みます。⇒ウォータースポット⇒削らないと落とせない(ウォータースポットを削るのではなく、回りのなんでも無いところを削ってウォータースポットの凹みの底面と高さをあわせなくてはなりませんから、超大掛かりな作業となります)
*洗車時に不注意だと出来てしまう輪ジミとは区別しなくてはいけません。

二次的弊害

車が美しくなくなることで、自分の気分を損ねる事が最大の二次的弊害です。
車にとっては、陥没ウォータースポット自体が最終段階の一つですから、二次的弊害なんて考えてるヒマはありません。あえて言うならば、陥没していますから、以降の水滴は必ず同じ所に滞ります。したがって、そのままではどんどん酷くなるばかりなのは防ぎようが無い…ということはおぼえておきましょう。

ならないための対策

なにも塗らずにべたーっとさせておくのが一番の対策ですが、それでは汚くなってしまいますし、その他の弊害も心配です。そこで同時に美しく保ちたいならば、酸化しない、あるいは酸化に超耐性を示すもので包んでおくしか方法はありません。その場合、現在有効な塗り物は太陽ポリマーをおいて他にはありません。
陥没ウォータースポットだけを対象に考えればTOTOハイドロテクトなども非常に有効だと思います。(それ以外の効能についてはノーコメント)

なってしまった場合の対策

バリバリ削って平らに戻すしか、見た目の美しさを取り戻す方法はありません。削るにも許容範囲というものがありますから、凹みが浅い内にプロに磨いてもらうのがベストです。当然その後は太陽ポリマーで保護しておく事をお勧めします。
お近くにGFマスター店のある方はそこに全てまかすのが何より安心です。他のお店では除去する事は出来ますが、また出来やすくされてしまう可能性が高いので、研磨だけ頼んで自分で太陽ポリマーを塗っておきましょう。

太陽ポリマーの場合(クリスタル5・GFストロンガー等他のGFシリーズも同じ)

太陽ポリマーを塗っておけばまず大丈夫でしょう。残念ながら100%ではありません(ほとんどありませんが一応前例有り)が、十中八九以上に大丈夫です。
出来てしまった場合というのは被膜の完成度に問題があったと思われる場合がほとんどですから、念のため2度くらい塗っておきましょう。


その他のトラブル

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