| <重ね塗り教室> |
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自分の愛車をどのように維持していくか?何をどう使ってどうしようか?を考える場合の参考になるように色々アドバイスしたいと思います。
まず、下の表で各コーティング剤の大体のイメージをつかんで下さい。
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| ■酸化しないコーティング剤比較表1■ |
| 製品名 |
光 沢 |
密着持続性 |
UVカット |
作業性 |
| ゴールドラベル(3) |
◎´ |
◎3年〜 |
×一般的レベル |
△ |
| 太陽ポリマー(V) |
◎´ |
◎3年〜 |
×一般的レベル |
△ |
| ストロンガー(A) |
○´ |
○2年くらい |
◎ |
◎´ |
| クリスタル5 |
◎ |
◎5年くらい |
◎ |
○ |
| 極楽ポリマー(U) |
◎ |
△1年くらい |
◎ |
◎ |
| Pダイヤモンド |
◎ |
◎5年くらい |
◎ |
◎´ |
備考:
★被膜硬度9Hは共通。膜厚は上2つが0.3〜0.5μ、以下が2μ(膜厚はどれも分子構造からの計算値)です。
★光沢と作業性は主観的なものが入った評価です。
★密着持続性は保護効果の十分有る被膜が塗装面に残っている期間です。たとえばクリスタル5の場合だと4年半後でも最初のころとほぼ同等の防御力が有るということです。もちろん上手な手入れはプラス、下手な手入れはマイナスに作用する可能性があります。
★光沢や持続性の×や△は気になるかもしれませんが、ダメとか大したことないという意味ではありません。レベルの高い中での比較のマークです。
★品数が増えてきたため、ダッシュをつけて、微妙な差を表現しました。同じマークのダッシュ(´)付きは、上位の意味で使っています。(◎´は◎の上)
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すべてのコーティング剤は独立した製品である
どれを塗るかはお好みでOK
基本的にそれぞれのコーティング剤どれか1つを1回だけ塗っておけば、上記表中の密着持続性の期間くらいは、その保護効果という観点から見れば大丈夫ということを知っておいて下さい。
(塗装が痛まないように取っておく効果の持続期間と置き換えるとわかり易い)
長持ちが好きならクリスタル5、簡単なのが好きならストロンガーや極楽ポリマー、光沢重視なら太陽ポリマー・・・というように、お好みで結構だと言えます。また、赤いソリッドなど紫外線に弱い傾向の車にはUVカットを重視してストロンガーやクリスタル5という考え方も良いでしょう。仮に適当に選んだとしても従来品と比較すれば月とスッポン、野球で言えば0対100のコールド勝ちです。
*ここで言う従来品とは石油系の酸化するコーティング剤のことです。
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さて、今度は緻密性のことも考慮に入れて見てみましょう。 |
| 製品名 |
緻 密 性 |
| ゴールドラベル(3) |
◎10 |
| 太陽ポリマー(V) |
◎10 |
| ストロンガー(A) |
○6 |
| クリスタル5 |
◎9 |
| 極楽ポリマー(U) |
○7 |
| ピンクダイヤモンド |
◎9 |
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緻密性と持続性と光沢は密接に関係している
上記はコーティング剤ごとの緻密性の目安です。
さっきの比較表1の光沢・密着持続性と似たようなマークになっています。つまり、概ねですが緻密性が高いとくっつきが良く、光沢も良くなる傾向に有ります。
(作業性はその逆で反比例の傾向にあるということも決して偶然ではありません)
緻密性が高い方が防御力も高い(厚みが同じ場合)
太陽ポリマーの被膜とストロンガーの被膜の防御力の質の違いを例に取るなら、緻密性が高いけど膜厚の薄い太陽ポリマーは少人数の精鋭部隊による防御、緻密性は低いけど膜厚のあるストロンガーは大勢の雑兵による防御・・・のようなものと考えて下さい。もし、膜厚が同じだったら太陽ポリマーの防御力の方が断然上です。
重ね塗りは緻密性の違いを考えて!!
本来、どれか一つを1回塗っておけば良いわけですが、愛車家としてはより良くとか、常にきれいにとか、人の車より凄くとか・・・という前向きな考え方が生じる為に重ね塗りや色々な技がエスカレートしているわけです。
さて、そこで重ね塗りについてちょっと考えてみましょう。
以前ストロンガーの解説のところに、『太陽ポリマーの下塗りとして使うと太陽ポリマーを5回塗りしたのと同じになる』と書いてあったのを憶えていますか?
ストロンガー1回+太陽ポリマー1回=太陽ポリマー5回
ところが、順番を逆にして、『太陽ポリマーを塗った上にストロンガーを塗る』だとどうでしょう?
太陽ポリマー1回+ストロンガー1回=太陽ポリマー1回+ストロンガー1回
このように、別に損するわけでは有りませんが、当たり前の結果にしかなりません。
ゴマを敷きつめた上に大豆をまいても、ごまの上に大豆が乗っかってるだけですが、順番を逆にすると大豆の隙間にゴマが入って密度が高くなるという例え話だとわかり易いと思います。大豆をストロンガーに、ゴマを太陽ポリマーにそれぞれ置き換えて考えてみると分かりやすいと思います。
重ね塗りパターンの結論
何種類かをあれこれ重ねる・・・と想定した場合、手持ちのコーティング剤の中で
“もっとも緻密性の高いものを一番上に塗る”というのが合理的です。
見た目も一番光沢の良いものが表面にあった方が良いわけです。
例1:3種類持ってて、トリプルコーティングするとすれば次の順番で塗ります。
ストロンガー → クリスタル5orピンクダイヤモンド → 太陽ポリマー
例2:ストロンガー+太陽ポリマーのセットの場合
ストロンガー → 太陽ポリマー
例3:ストロンガー+クリスタル5orピンクダイヤモンドの場合
ストロンガー → クリスタル5orピンクダイヤモンド
例4:クリ5orピンクダイヤモンドと太陽ポリマーの場合
クリスタル5orピンクダイヤモンド → 太陽ポリマー
例5:好みのコーティング剤同士を重ねる場合
太陽ポリマー → 太陽ポリマー
クリスタル5 → クリスタル5
ピンクダイヤモンド → ピンクダイヤモンド
ストロンガー → ストロンガー
*仮にめちゃくちゃな順番で塗っても、ダメな点は一つもありません。普通に足し算になります。同じ種類を重ねた場合も足し算になります。
*重ね塗りをする場合、ちゃんと拭き取ってから、10分(以上)のインターバルをあけて、次のコーティング塗りこみを行って下さい。
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